| 更新履歴 |
| 2004年12月16日 | 初版 | BOSCHのMEGA POWER 90D26Lへ交換レポート |
| 2005年12月05日 | 第2版 | 2代目ハリアー スタータとオルタネータ について追記・更新 |
| 2005年12月11日 | 第3版 | 110D26L バッテリー情報を バッテリー選定 に追記・更新 |
| 前置き |
冬支度の1つ。バッテリー交換です。
冬場のバッテリー劣化ほど恐ろしいものはないです。
前車はディーゼル車だったこともあり、ガソリン車では助けをもらえないこともあって
途方にくれた経験があります。(ちなみにそのバッテリーは115D31L)
結局はオルタネータの故障だったのですが、バッテリーが劣化したのかと新品に変えて2週間後再発
そのとき冬場大雪の山道の中だったことは忘れられません。
また同じく冬季に会社の駐車場でバッテリー上がりに遭遇してしまい、他にディーゼル車がいなくてJAFを呼んだ恥ずかしい思い出も。
今回は新車購入から2年近い(バッテリー製造は2003年1月)のですが、
・始動性能劣化(始動セル数増加)
・液減り激し
・白い粉大量付着
と、突然ポックリの前触れ?と危機感を感じて冬本番前の対策です。
出先でバッテリー上がりになるのは辛い....
(特に雪山では。ブースターケーブルは当然車載しています。ディーゼル用のすごいやつ)
所詮、新車時についていたバッテリーは最初の車検まで持てば良し程度のものと思っていますので。
エアサス車(AirS)は80D26Lと他のグレードのバッテリー(55D23L)に比べて、1回り大きなモノを搭載していますが
電装品(室内照明、ハンドルチルトUPなど)が多い、エンジン未稼働でのエアサスエア抜きと
バッテリ酷使は否めません。
エンジン未稼働でもろバッテリー供給に頼るセキュリティー・電装品・照明機器の多さ
そのような中室内照明のLED化もバッテリーの保護と負荷低減の一環だった訳です。
と合わせて、
・5時間率容量と始動性能を純正(80D26L)に比べて高いものへ交換
・冬対策として、遮熱対策・防寒対策も合わせて施工
を取り上げてみたいと思います。
| ハリアー純正搭載バッテリーについて |
初代も含めて、バッテリー新車搭載品は以下のようになっています。
|
グレード |
エン ジン 種類 |
排気量 (CC) |
車両型式 |
エンジン |
販売年月 |
仕様 |
バッテリー新車搭載品 |
||
| 開始 | 終了 |
標準仕様車 |
寒冷地仕様車 |
||||||
|
AIRS-4WD |
G |
3000 |
UA-MCU36W | 1MZ-FE | H15/02 | AIRS,4WD |
80D26L |
||
|
AIRS-FF |
G |
UA-MCU31W | AIRS | ||||||
|
300G-4WD |
G |
UA-MCU35W | 4WD |
55D23L |
|||||
|
300G-FF |
G |
UA-MCU30W | |||||||
|
240G-4WD |
G |
2400 |
UA-ACU35W | 2AZ-FE | 4WD | ||||
|
240G-FF |
G |
UA-ACU30W | |||||||
| 初代全て |
G |
3000 |
TA-MCU15W TA-MCU10W GF-MCU15W GF-MCU10W TA-ACU15W TA-ACU10W GF-SXU15W GF-SXU10W |
1MZ-FE 2AZ-FE 5S-FE |
H12/11 H09/12 |
H15/02 H12/11 |
55D23L |
||
【バッテリー型式の読み方】
バッテリーの型式の読み方ですか。JIS規格(JIS D 5301 始動用鉛蓄電池:Lead-acid starter batteries)で
形式の表示により、バッテりーの性能と寸法がわかるようになっています。
|
| 2代目ハリアー スタータとオルタネータ |
バッテリー交換の際に知っておきたい
・スタータ
・オルタネータ
の仕様です。
2代目の場合は
・2.4L(2AZ-FEエンジン)標準用
・2.4L(2AZ-FEエンジン)寒冷地仕様
・3.0L(1MZ-FEエンジン) (AIRS含む)
の3つに分類されます。
【スタータ】
PS (Planetaryreducution-Segment conductor motor)スタータを採用
| 2AZ-FE(標準) | 2AZ-FE(寒冷地) | 1MZ-FE | |
| 型 式 | PSスタータ | ||
| 定格電圧 [V] | 12 | ||
| 定格出力 [kW] | 1.3 | 1.6 | |
| 2AZ-FE(標準) | 2AZ-FE(寒冷地) | 1MZ-FE | |
| 型 式 | SE0 |
SC1 |
SE0 |
| 定格電圧 [V] | 12 | ||
| 定格出力 [A] | 100 | 130 | 100 |
|
調整電圧 [V] 5,000rpm 10A 115℃ |
通常時:13.2〜14.0 充電制御時:12.5〜14.8 |
13.2〜14.0 | |
|
出力開始回転数[rpm] |
1,500 |
1,300 |
1,500 |
|
許容最高回転数[rpm] |
18,000 |
||
| バッテリー選定 |
私の場合はAirS-4WDですので、新車搭載でのバッテリーは 80D26Lです。
バッテリーのランクUPも狙っていますので
新車取り付けのものより大容量のバッテリーに交換することは当然。
ハリアー(AIRS除く)で標準搭載のバッテリー(55D23L)の場合ですと
75D23L,80D23L,85D23Lクラスが最近はあります。
グレードUPで、一回り大きいD26クラスの5時間率容量と始動性能を持ったバッテリーへの交換は
電装品のもともと多いハリアーでは必須でしょう。
特に2004年モデルで追加されたシートヒーター、パワーバックドア付き車ですと....
【D26Lに変えられる?】
2代目ハリアーの場合、バッテリーがD23L搭載であっても
下部の皿はD26Lが乗せられる大きさ(AIRSと同じ)
バッテリーの選択もD23LからD26Lにするのも手かもしれません。(重量は多少増えますが)
種類別バッテリーとして大体下表の様に言われていますので
| 種類 |
シールドバッテリー
|
カルシウムバッテリー
|
ハイブリッドバッテリー
|
鉛バッテリー
|
アンチモンバッテリー
|
|
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項 目 |
プラス極 |
カルシウム合金 エキスバンド格子 (特殊合金処理) |
カルシウム合金 エキスバンド格子 (特殊合金処理) |
アンチモン合金 鋳造格子 |
アンチモン合金(鉛多) 鋳造格子 |
アンチモン合金 鋳造格子 |
| マイナス極 |
カルシウム合金 エキスバンド格子 |
カルシウム合金 エキスバンド格子 |
カルシウム合金 エキスバンド格子 または鋳造格子 |
カルシウム合金(鉛多) 鋳造格子 |
アンチモン合金 鋳造格子 |
|
| セパレータ | 吸液性低抵抗マット袋状 | 超高分子抵抗シート袋状 | 高分子またはバルブ板状 | 高分子またはバルブ板状 | 高分子または板状 | |
|
特 性 |
始動性 |
◎
|
◎
|
○
|
○
|
△
|
| 減液性 |
◎
|
◎
|
◎
|
○
|
△
|
|
| 保存性 |
◎
|
◎
|
◎
|
○
|
△
|
|
| 寿命 |
◎
|
◎
|
○
|
○
|
○
|
|
| 高温使用 |
○
|
◎
|
△
|
○
|
△
|
|
| 一日当たりの放電量 | 容量の0.1〜0.2% | 容量の0.1〜0.2% | 容量の0.5〜0.6% | 容量の0.7〜0.8% | 容量の0.8〜1.0% |
【D26Lで性能ランクの高いのは?】
2005年7月からは2社 110D26Lなるバッテリーが発売されています。
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Panasonic caos N-110D26L/CA |
新神戸電機 VSシリーズ V spec |
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| Mega Power 全体構成図 |
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購入実物です。直接店舗へ購入しに行きました。
| 梱包状態 Made in Korea と記載されています | バッテリー外観 |
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| 遮熱・防寒対策 |
通称、「褞袍(どてら)巻き」。関西名称だと丹前(たんぜん)。
(綿入れ袢天のことですが、一般には「綿入の丹前」のことを褞袍(どてら)言うようですが......
仙台では「どんぶく」、北海道では「ちゃんちゃんこ」と言うのですかね?.)
前車日産テラノでは標準でどてらがバッテリーに巻いてありました。
冬支度なので防寒対策として何かで包めばという発想になりがちですが
エンジンルーム内の温度上昇も結構馬鹿になりません。(前方から見てバッテリー左奥はエンジン熱がもろ当たるので熱い)
・バッテリーは高熱に対して弱い(希硫酸が摂氏45度以上は極力避けたい)
・低温下では摂氏ー15度では容量の60%まで性能劣化
これを考慮するため
・遮熱対策と遮熱カバーとして使用する耐熱温度(摂氏70度以上)
・防寒対策として低温遮熱(外気温に対して摂氏+5度以上の保温効果のあるもの)
・カバー材質として適してかつ低価格・入手しやすいもの
・カバー用として加工のしやすいもの
を考慮した結果、こたつ・ホットカーペット用の下敷き遮熱シートが適しているのかなあという結論になりました。
冬季シーズン商品ですので、ホームセンターなどで簡単に入手できます。
もっといい材料を模索していますが..
まあ、
リスク面として
・希硫酸がかかったらそりゃあ溶けます。(そのため密閉シールド型バッテリーを選択)
・バッテリーの自己発熱に対して... エンジンルーム内の温度の方がはるかに高いです。
・遮熱対策と言いながら、耐熱温度が摂氏 約70度では心細い。(街乗り・渋滞だらけだと危険?)
で、遮熱対策の方が高温時でのバッテリー充電(オルタネータからの充電含む)の方が過充電保護があったとしても
バッテリーにとっては、よろしくありませんので遮熱対策としても効果を少し期待。
| アルミテープとこたつ・ホットカーペット用の下敷き遮熱シート | その効能と品質表示記載 |
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いちおう、裏面にはそれなりのデータが掲載されています。信じる信じないは別として。
| 面温度変化テスト | 面底冷えテスト |
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エンジンルーム遮熱と低温下での保温にどうでるかは分かりませんが外の温度に対して
逆方向に摂氏4度くらいの改善あるのならまあ、良しと言うことで。
これを使ってみることに。
| 遮熱・防寒(保温)カバーの製作 |
30分程度で作れます。
| マットを広げると2畳も!バッテリーとの比較(^^ゞ | カバーの型をこんな感じで |
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| 周りの切り取って現物あわせ | アルミテープで接合部を取り付け |
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| 側面をつけたところ | 上面の端子と窓、バッテリー銘柄だけ切り取り |
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| バッテリー交換・装着 |
まず、交換前後比較から
| 交換前 | 交換後+遮熱・防寒カバー |
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交換の模様を数カット
| 旧バッテリー取り外し直前 | 旧バッテリー、新車標準装着のもの |
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| バッテリー下部は結構汚れているので清掃 | 新バッテリー装着、干渉確認 |
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| プラス電極周りの追加工 | プラス端子周りはこんな感じ |
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| カバーと端子の干渉のないことを確認 | 交換完了 |
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| 今回の費用・購入先 |
参考ながら費用と購入先を
| 購入アイテム | 型番 | メーカ | 価格(税込) | 購入先 |
| MEGA POWERバッテリー | MP-90D26L | ボッシュ | 10,920円 | ル・パルナス |
| 温か省エネ宣言 | 4979305-072646 | ユーザー | 798円 | カインズホーム 蓮田店 |
| アルミテープ | ? | 598円 |
| まとめ |
遮熱・防寒カバーについてはリスクがありますので
十分材料など吟味してください。
当然ですが、バッテリーを外すと
・初期化(パワーウインドー、電動マルチパネルムーンルーフ、パワーバックドアの閉位置)
・時計、ラジオ設定
・ほか電装品(ナビのFMトランスミッター設定)
が必要になります。
| エンジン停止5分後のバッテリー端子間電圧 12.96V | 2時間連続走行(外気温14℃)後、カバー温度 |
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